築35年の団地をほぼフルリノベーションをして暮らしているMaaaakoです。
リノベーションするときに買った部屋は全て変えられると思いますが、実は団地やマンションには共用部分と言って、リノベーションで変えられない場所があります。
こんな風にしよう!
と思っていても、実はできなかった!ということがあると悲しいので、最初にどの部分が変えられないのかを知っておくといいかなぁと思い、記事にしました!
この記事でわかること
- リノベで変えられる部分と変えられない部分
- リノベで変えられない部分の工夫
リノベーションやリフォームを検討中の方の参考になると嬉しいです!
団地リノベの変えられない部分は?
団地リノベーションは、自由に変えられる専有部分と、自由に変えられない共用部分があります。
まずは自由に変えられない共用部分が、どこになるのかお伝えしますね!
わかりやすいのは、 下記のようなみんなで使う場所です。
- エントランス
- エレベーター
- みんなが使う廊下
- パイプスペース(配管)*図面に「PS」と書かれているところ
自分が所有している場所ではなく、居住者全員で管理している場所なので、個人が変更したり、修理したりすることはできません。
何か変更することや修理が必要になると、修繕積立費から賄います。
また、構造躯体に手を加えることもできません。
そして次が注意が必要な私の伝えたい、自分の所有している部屋だけれど、変更できない共有部分の専用使用部分という紛らわしい場所です。
- 玄関
- 窓・窓枠(サッシ)
- ベランダ・庭
- 玄関ポーチ
一見部屋の一部なので、変えられると思いきや、実は玄関やベランダ、窓や窓枠は外観から見た時の統一性や、防災の観点から変更できません。
専用使用部分は法律で決められているわけではなく、それぞれの団地やマンションの管理規約によって決まっています。
ですので、リノベーションしたい物件それぞれで確認が必要です。
ちなみに私が住んでいる団地は、インターフォンや網戸は変更してもよいので、上記の項目には入れていませんが、物件によっては変更できない場合がありますので、気をつけてくださいね!
団地リノベで変えられない部分を工夫する
上記でお伝えした、変更できない部分も工夫することで、使いやすくなったり、自分好みにできたりするので、参考にしてください^^
玄関は内側だと変更できますので、内装のリノベーションに合わせて色を変更すると、生活している空間に統一感がでます。
また玄関の内側に網戸をつけて機能性を加えることもできます。
玄関を開けると風通しがよくなるので、網戸オススメです!
我が家の玄関の網戸です。前の持ち主さんが付けていたみたいで、物件購入時から付いていたので、そのまま利用しています^^
結露や寒さ対策として内窓を付けれます。
また、カーテンやブラインドで目隠ししてしまうのもひとつかなと思います。
ただそこまで変な窓枠(サッシ)を見たことがないので、そのままでも大丈夫です!
我が家のサッシはシルバーです。
大体がシルバーだと思いますが、インテリアの雰囲気を崩してしまうような窓枠(サッシ)の場合は、物件を購入する前に変更できないことを頭に入れておき、購入を検討しましょう。
ベランダは外観の景観を守ることもですが、避難経路にもなっているので、大きな荷物を置くなどの避難経路の妨げになることもしてはいけません。
ですので、邪魔にならない程度にインテリアを素敵にするのはいかがでしょうか。
我が家もベランダのグリーン計画を立てつつ、まだ実行できてないのでやりたいな〜♪
なんかね、2021年4月のダウンタウンDXで、風水の李家幽竹さんが『ベランダは自分の足りないものを補う場所』言ってたんですよ〜!
私は再放送で見たんですが、ベランダを活用するのは風水的にもいいそうです^^
すいません。。めちゃくちゃ絞り出しました。
玄関ポーチは修繕計画がしっかりしてる団地やマンションであれば、大規模修繕で必ず綺麗にしてくれているはずです。
私は築35年のときに購入しましたが、汚い印象はありませんでした。
もちろん新築のような最新の状態ではありませんが、ペンキが剥がれていたり、壊れていたりということはなかったです。
ですので、さらに追加して何かしたい!と強く思うことはあまりないのかなと思うのですが、観葉植物や傘立てなどを置くことで、お気に入りの玄関ポーチになるのかなと思います。
団地リノベの変えられる部分は?
これまで変えられない共有部分を中心にお伝えしましたが、自由に変えられる専有部分のこともお伝えしますね。
専有部分は、構造躯体に影響しない部屋の内側です。
具体的には、下記のような場所
- 天井・壁・梁などの壁紙部分
- 床の床材
- 構造躯体になっていない壁
- キッチン・洗面台・お風呂などの水回り
- ドアやふすま
構造躯体に影響を与えなければ大丈夫なので、天井や梁の壁紙を剥がし、新しい壁紙を貼るのも良いですし、むき出しといってそのままコンクリートが見えている状態にしても良いです。
壁は、躯体構造になっていない場所の壁なら取り壊しや付け足しもできます。
床も基本的には好きな床に変更できますが、無垢にしたいとこだわりがある場合は、床の高さが上がるため、天井までの距離が短くなり、高さの問題がででくるので注意が必要です。
団地リノベで無垢の床にする場合に気をつけたいこと(記事作成予定)
ドアやふすま、水回りも新しいものに変更することも可能です。
リノベーションの事例の中には、トイレやお風呂の場所を変えている間取りもあります。
団地の上下に通っている配管は変更できませんが、そこから横に配管を動かせる場合は、水回りの位置も動かせます。
ただ金額は上がります……
そして古い団地だと配管を動かせないようになっている場合もあり、水回りの設備は変えられても、移動はできないことがあるので、頭の片隅に入れておいてください。
【団地リノベ】解体してわかるキッチン事情(記事作成予定)
団地リノベできること・できないことを把握して、自分好みのお家作りを
リノベーションにワクワクするとイメージが膨らむので、後からできなかった……となると残念ですよね。
リノベーションできない場所がることを。片隅に置いておいてくだい♪
リノベーションができる場所とできない場所を理解して、あなたの思い描く暮らしを手に入れてくださいね^^
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